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「もうひとつの歴史館・松代」運営委員会とは

 戦時中の1944~1945年、現在の長野市松代町を中心に建設された「松代大本営」といわれる巨大な地下壕の工事の際に、「慰安所」が設置されました。

 戦後も残っていたこの建物を“歴史の証言者”として保存するために、1991年春、「松代・朝鮮人『慰安婦』の家を残そう実行委員会」が発足しました。多くの方々のご支援により、解体費用は募金によってまかなわれ、建物は解体を終了し、長野市内に資材を22年間保管しました。

 1996年春には、建設のための土地を購入しました。松代大本営象山地下壕入口のすぐそばです(歴史館として冬期以外の週6日開館中)。そして、2013年に資材を活用した増築を行い、2013年4月21日にリニューアルオープンしました。
→展示室紹介 2016/3/5 Up  →展示室位置図

 私たちは建物の資材を活用し、これまであまり語られてこなかった朝鮮・台湾の植民地支配、「慰安婦」制度、強制連行・強制労働といった葬られた歴史 --「もうひとつの歴史」に光をあてる歴史館として再生させることを目指しています。

 現在、実行委員会では、資材を生かした建物を増築し、歴史館の今後の維持運営・活動のための募金活動、資料収集などを行っています。

歴史館外観写真

 詳しいことは実行委員会の連絡先までお問い合わせ下さい。