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松代大本営地下壕関連史跡見学ガイド

 百聞は一見にしかず、です。ぜひ、実際に見て、肌で感じてきて下さい。


目 次


イ地区 →象山地下壕付近拡大地図

象山地下壕(ぞうざんちかごう)
松代八十二銀行前バス停留所から徒歩約15分
現在、のべの総延長6km弱のうち、500mが長野市の観光振興課により公開されている。見学(入壕)は9時から15時半(第3火曜と年末年始は休)。
無料。壕内には照明があるがやや暗いので、懐中電灯があった方がよく見える。壕内の気温は一年を通して15度程度であり、夏季はしばらく中にいると上着がほしくなるほどである。
恵明禅寺(えみょうぜんじ)
象山地下壕入り口のすぐそば。松代八十二銀行前バス停留所から徒歩約10分
1677年、真田幸道の開基。黄檗宗(おうばくしゅう)。朝鮮人労働者(名前は趙さん。日本名は「中野次郎」)の供養塔が1基ある。西松組の関係者で強制連行されたのではなく、家族と一緒だったという。当時の墓標は朽ちたため、2005年に「松代朝鮮人犠牲者追悼碑を守る会」によって供養塔が建てられ、遺骨は韓国の「望郷の丘」に移葬された。
もうひとつの歴史館・松代
象山地下壕入り口のすぐそば。松代八十二銀行前バス停留所から徒歩約15分
説明や写真パネルなどを展示。要望により、10分程度の説明あり。 →歴史館紹介 2022/5/5 Up  →展示室位置図(by GoogleMap)

ロ地区 →舞鶴山地下壕付近拡大地図

舞鶴山(まいづるやま)地下壕と仮の御座所
象山地下壕恵明寺口から歩くと30分くらい。
現在は気象庁松代地震観測所の地震計が置かれており、地下壕は神田川沿いの入り口のみ見ることが出来る。仮の御座所は鉄筋コンクリート造の半地下式で、観測室の庁舎として使われており、見学できるのは一番奥の天皇御座所を外からのみ見れる(2016年4月1日から。31日までは、建物内も一部見学可)。
天皇御座所は、松代地震観測所の入り口の右側の階段を上ると、外から部屋の様子を見ることができる。爆撃対策のため、建物の天井や壁は非常に厚い。この松代地震観測所は、松代群発地震や世界各地の核実験の探知などで有名。松代地震観測所の2016/4/1からの無人化に伴い、建物内の見学はできなくなる。
5号舎(宮内省)
象山地下壕恵明寺口から歩くと30分くらい。
天皇御座所や皇后御座所よりも手前に位置する。宮内省が入る予定だった建物。
以前は気象庁松代地震観測所の展示室となっていたが、2016/4/1からの無人化に伴い、建物内の見学はできなくなった。
開善寺経蔵(かいぜんじ きょうぞう)の前
西条保育園の裏山を細い道(未舗装)に沿って登ったところ。気象庁の松代地震観測所とは、舞鶴山を挟んで反対側にあたり、地下壕のもう一方の坑口がある。経蔵付近の足元にある暗灰色の角張った岩片は、掘削工事で地下壕から掘り出されたもの(→ズリ)。
長野県立松代高等学校
当時は松代商業高校。工事の本部がおかれた。
松代高等学校のサイトへ(→http://www.nagano-c.ed.jp/matusiro/

ハ地区 →皆神山地下壕付近拡大地図

皆神山地下壕(みなかみやまちかごう)
壕内は落盤が激しく、立ち入り禁止。

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