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参考:現在のトンネル工事の流れ

 地下壕工事は、現在のトンネル工事に共通する部分が多々ある。トンネル工事は、技術が進み作業の安全性が重要視されるようになった現在でも、年に何件もの死亡事故が発生してしまう危険の多い工事である。参考までに、発破(はっぱ)を使う山岳トンネルの作業の流れを、以下に示す。実際の工事は、この1~11の繰り返しとなる。
(このページは工事中:言葉だけだとわかりにくいので、そのうち図をつけようと思っています。)

  1. 装薬のための削孔
  2. 装薬・配線作業 (注)
  3. 配線などを点検して退避後に発破
  4. 発破した切り羽部の換気
  5. ずり出し
  6. 浮き石などの撤去(こそく)作業 (5~6は繰り返し)
  7. 支保工を設置するための準備・確認作業 (注)
  8. コンクリートの一次吹き付け
  9. 支保工の建て込み (注)
  10. コンクリートの二次吹き付け
  11. ロックボルトの施工(必要に応じて) (注)

注:特に切り羽に近づいて行う作業(事故が起こりやすい)

参考:日経コンストラクション 2002.12.27号